ネットショップオーナーのための確定申告の基本

なかなか手がつけられない「確定申告」

 

確定申告ってなに?

この時期になると、頭をかかえるネットショップオーナーも多いのが「確定申告」
Twitterなどでは、「確定申告が分からない」「面倒くさい」「数字キライ・・」という悩みの声がたくさん溢れていますね・・・。
そもそも、確定申告とは何でしょうか?なぜしなければならないのでしょうか。
簡単に説明していきますね。

【確定申告とは】

★なにをするの?

前年分の売上や経費を証明する書類を作成して税務署へ提出し、収入に対して支払うべき税額を確定させて税金を納付すること。

★なぜするの?

日本の法律では、所得(収入)に対する一定の税金を国へ納めないとダメだよという「所得税法」というのが定められています。
アルバイトや会社に勤めで得た収入に対する所得税は、所属する会社やお店が個人の代わりに計算して国へ納めてくれています。
給与明細をみると、総支給額から様々な税金が引かれて手取り額になっていますよね?
その中に所得税も含まれていて、自身で何もしなくてもお給料から事前に差し引かれているのです。

個人で収入を得た場合は、その分を自身で計算し、直接納付しなければならない。
それが確定申告と呼ばれているものです。

自身でやらずに税理士さんにお願いするという手もありますが、
依頼するのにそれなりに費用がかかるので規模に応じて検討してみるのもいいかもしれませんね。

 

確定申告期間(2017年)

2017年2月16日(木)〜3月15日(水)

確定申告の対象者はだれ?

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実は個人でネットショップオーナーをしていても、確定申告しなくてい良い方もいるのです。
確定申告をしなければいけない人、しなくていい人の違いは具体的に何でしょうか。

【ネットショップ収入の他に給与収入がある場合】

ネットショップの年間所得が・・・
「20万円以下の方」→しなくていい
「20万円を超える方」→しなければならない

【ネットショップ収入のみの場合】

ネットショップの年間所得が・・・
「38万円以下の方」→しなくていい
「38万円を超える方」→しなければならない

※本来は所得が発生している方全員ですが、どのような方にも共通する「基礎控除額38万円」(一律に所得額から差し引いて良いとされてい金額)があるため、38万円以下の方は申告しなくて良しとされています。


申告しないとどうなる?ばれる?ばれない?

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まれに、確定申告してないけど税務署から何も言われなかったからバレてないし今後もバレない!
と言っている方もいますが、確定申告をする義務があるのに故意的に申請しないのはいわゆる「脱税」です。

また、仮に申告・納付をしていなくて税務署に何も言われなかったとしても、大丈夫ではありません。
税務署側もかけられる工数に限りがあるので、調査の上、申告していない人に気付いたとしても、即座に対象者全員に対応できるわけではないようです。
数年後にまとめて個別調査が開始され、忘れた頃に突然連絡が来たり・・・。

そうなれば、本来納付すべきだった金額と共に、申告や納付をしなかったことで発生する+αの加算税(+5%~40%)、延滞税(+7.3%~14.6%)を支払うことになってしまいます。

特に今後はマイナンバーが本格始動し始めると、より個人収入の特定はしやすくなる可能性があります。
本来払わなくてもよかったはずのお金を払う、そんなリスクは負いたくありませんよね。


出てくる用語の基本説明(ネットショップオーナーの場合)

ネットや本などで確定申告の方法を調べると、たくさんの解説がでてきますよね。
それでも、解説を理解する前に慣れない言葉が並んでいて頭に入ってこない・・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、よく出てくる基本の言葉がネットショップ運営上では何を指すのかを簡単にご説明していきます。
言葉の意味を正しく理解すれば、意外とすんなり作業が進むかもしれません!
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【収入】

売上と同義です。販売手数料などを差し引く前の純粋な商品売価の総額を指します。

【必要経費】

売上を得るためにかかったお金(下記事例)
┗商品をつくるため(材料費や必要な道具、作品アイデアのための資料代など)
┗商品を販売するため(minneへ支払い手数料やお金を受け取る時に惹かれる振込手数料、梱包費など)
┗商品を知ってもらうため(写真撮影代やインターネットのサーバー代や通信費など)

【所得】

収入ー必要経費=所得(手取り額)

【所得控除】

税負担を公平かつ軽くする配慮で設定されていて、各種条件によって所得から差し引いて良いとされているものです。所得から控除額を引いてから税金計算を行います。


来年に向けてはじめられること(会計ツール紹介)

会計

来年の確定申告を少しでも気軽にするために、今からできることをご紹介します。
それは、会計ソフトを使うこと。

会計ソフトというと難しく感じますが、最近のクラウドツールは会計知識が多い人にも少ない人も使えるようにつくられています。
気軽に登録して使ってみるのはいかがでしょうか。

クラウドで有名な会計ソフト
・freee(https://www.freee.co.jp/price/personal
・MFクラウド会計(https://biz.moneyforward.com/tax_return/price

データ取得の自動化が便利なポイント

上記2ツールは公式に、BaseやAmazon、カラーミーなどと連携しているので、データが自動取得され、日々の売上把握や集計などが手軽になります。
必要経費に関しても、クレジットカードとの連携機能があるため、ネットショップ運営用のクレジットカードを用意して運用すれば、経費情報も自動で取得されていきます。

このように、手作業の量が減り、データで簡単に蓄積できることで、1年の振り返りが簡単になり、確定申告の憂鬱も軽減されていきますよ。

さいごに公式ページのご紹介

(申告の方法)

前提として、確定申告をするにはまず「開業届」を税務署に提出しておく必要があります。(届出書はこちら→国税庁公式

申告の方法は2通りあります。
→書面提出  書面はパソコンや手書きで作成し、郵送して提出する方法
→e-Tax インターネット上で作成、申告まで完結する方法

手順に関する詳細は国税庁の確定申告特集ページをご確認ください。


 

以上、ネットショップオーナーのための確定申告の概要編でした。

面倒な確定申告を乗り切って、今年も充実したハンドメイドライフを過ごしてくださいね。
Canvathはすべてのネットショップオーナーの方を日々応援しています!

オリジナルグッズを1個900円から発注可能なCanvath をぜひご活用くださいね。

この記事を書いた人

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