【スペシャル座談会企画】Canvathヘビーユーザーが共通して感じている「ネットショップ運営の醍醐味」とは?

icath_event

クリエイター、ショップオーナーにとって「成功している人の考え方・やり方を知りたい!」と考えていることは多いと思われます。

BASEやminne、Creemaを始めとした販売プラットフォームが隆盛を迎えつつある現在、「どのようにデザインを考えるのか?」「どのようにショップ運営をしていくのか?」という部分が改めて見直されています。

そこで、今回は、2018年1月に実施したCanvathのヘビーユーザーをお招きした座談会の様子をお届けします。

クリエイターかつショップオーナーの方々に、オリジナルグッズを作成してきた「これまで」と「これから」について話していただきました。

ショップオーナー様のご紹介

yojibee 様(http://www.yojibee.net/about/yojibee

marque page 様(https://marquepage.shopselect.net/

空想街雑貨店 様(https://kuusoogai.amebaownd.com/

 

ネットショップを立ち上げたキッカケ

<司会>
本日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。

では、まず「ネットショップを始めたキッカケ」についてお伺いしたいと思います。

 

yojibee

もともとは広告周りのお仕事をしていて、通販関連や求人誌のデザインなどを業務として行っていました。

そのときに、「自分に表現できること」に限度があり、もっと自分らしい作品を世に届けたいと考えるようになりました

最初はミシンで縫った作品を知人にプレゼントするところから始まったのですが、そうしたことに喜んでくれる人がいて、自分も感動した気持ちを抱いたことから、グッズを作り始めるようになりました。

正直なところ、好きで続けていたらここまで来てしまったようなものです(笑)。

 

marque page

私自身はもともとヘアメイクのお仕事をしていて、結婚を期に専業主婦となったのち、ネットショップを始めました。

キッカケは「世間から自分が認められる機会を作りたい」という気持ちになったことで、その時にヘアメイクをやっていた時の問題意識が頭に思い浮かびました。

アーティストなどの芸能人の方々と仕事をする機会が多かった当時、ファングッズの“アピールの強さ”に呆気に取られていたことを思い出したのです。

ファングッズは、「とにかく目立たせたい!」という意図で作られたものが多く、色味やデザインが派手というものが非常に多くありました。

日常生活で持ち歩けないデザインの商品が多く、せっかく買っても普段使いが出来ない。

そうした問題を解決するためにも、「オリジナルグッズとして、オシャレかつ持ち歩けるモノ、大人が日常使いしやすいモノが世の中にあってもいいな」と思い始めました。

そこで、オシャレなオリジナルグッズを作るために企業や団体のライセンスを取得し、ネットショップやリアルイベントでの販売をするようになりました。

 

空想街雑貨店

私の場合、最初はネットショップを始めるなど全く考えておらず、絵を描くことしか考えていませんでした。

とにかく、「モノを作って生きていく」ことを幼いときから考えていて、絵を描く活動を大人になってからも続けていました

そこから副業のような形で、雑貨作り、ハンドメイドグッズを始めるようになり、ネットショップを始めるようになりました。

自分の絵のファンになってくださる方が次第に増えてきたため、今は独立してお仕事をしています。

 

ショップが軌道に乗り始めたタイミング

<司会>
今ではショップオーナーとして活躍しているお三方でも、最初は何もないところから始めていたと思います。ショップとして知名度が向上したり、ご注文数が増えたタイミングなどはありましたでしょうか?

 

空想街雑貨店

私のときは、ちょうどハンドメイドブームが広がってきたタイミングでした。

minneCreemaが成長してきたタイミングで、自分が運営していたショップにも流入が増え、うまくその流れに乗ることができたように思えます。

また、新作を出した際にminneやCreemaでピックアップしてくださる機会が増え、グッズの露出が次第に増えたことも大きな要因でした

ただ、minneやCreemaの違いなどを押さえた上での情報発信にはまだまだ改善の余地があり、今後はそうした違いを意識しながら取り組むことができればと考えています。

 

marque page

私自身パソコンが得意でなく、本当に一から始めるような形でした。

ライセンス商品の場合は、ライセンス元のファンを意識した情報発信を意識したり、時にはインフルエンサーの方へ協力してもらい、商品の認知を広げていく方法をとっていました。

最初は本当に何もないところからのスタートでしたが、地道に取り組むことでファンの方が増えてきたように感じます。

 

yojibee

私の場合は、アクセサリー作家さんの台紙を作って販売したところから始まりました。その際に、作家さんの繋がりでサンクスシールを作成し始め、次第に自分でもグッズを作るように。

そうしたクリエイターさんが近くに多かったことから、自分としてもうまく作るコツ、販売するコツがわかってくるようになりました

そして、「空想街雑貨店」さんと同様に、私もminneが伸びたタイミングで特集への掲載が増え、見てくださる方から購入していただけるようになりました。

 

ショップ運営者に“共通する悩み”

<司会>
ショップを運営していく上で、うまくいかなかった部分、悩んでしまったことなどはいかがでしょうか。「ファンがなかなか増えない」「商品に関するトラブルなどがあった」といったエピソードはありますか?

 

marque page

自分の場合は、「知ってもらう」という面ではそこまで苦労しなかった方かと思います。ライセンス元に提案しに行く際には、「100%納得して許諾をいただく」ということを意識しているため、ライセンス元の方も協力してくださるケースが多かったです。

ただ、商品に関しては「納期に商品が届かないこと」が一番問題になりやすいと感じています。

お客様の中には「このイベントまでにグッズが届いて欲しい!」「親友の誕生日までに確実に間に合わせたい!」といったニーズが多くあるため、こうした要望を満たせない場合はクレームに繋がります。

そのため、商品作成サービスや配送業者の方には、その部分に関しては徹底して取り組んでいただけますと嬉しいです。

 

空想街雑貨店

私の場合はまだこれからの話になるのですが、今後売上が増えてきた際に「自分ひとりだけで本当に大丈夫なのだろうか・・・」という心配はあります。

作品はすべて手書きのため時間が掛かってしまい、今対応していること以外の仕事が増えてしまうと、ちょっと手が回らないなぁと思ってしまいます。

他の方はいかがでしょうか?

 

yojibee

私の場合は、周りの方の協力を仰ぐようにしてきました。

たとえばWebサイトを立ち上げる際には、システム構築を知り合いのエンジニアの方に依頼していました。

また、SNSでのお客さんとのやり取りの“温度感”で悩んでしまうことも多々あります。

自分としては「お客さんのご要望に全てお応えしたい」という気持ちがあるものの、通常のラインナップにはないデザインのご要望に対して、時間に限りがある中でどこまでお応えすべきなのかを考えてしまいます。

また、絵で表現することが難しいお問い合わせをいただいた際に、どこまで対応すれば良いのか非常に悩ましいところです。

 

<司会>
Canvathやその他自社サービスを展開する上で、やはりそうした人員の問題を感じることは自分たちにもありました。

最初は少ない人数で立ち上げたものの、お客様が増えて来た際にはサポートや問題改善を行う人が必要となり、次第にタスクを切り分けることの重要性を認識しました。

たとえば、商品撮影を専門性のある方に依頼しています。また、アレンジが不必要な、商品登録を始めとしたルーティン作業などは、時間単位で契約した方に依頼していました。

まだ業務が飽和していない方であれば、余裕があるうちに「自分たちが優先して取り組むべき項目」をリスト化しておくと、より得意な方に依頼できる作業を可視化できるかもしれません。

 

ショップ運営をやってきて良かったこと

<司会>
では、次にショップを運営してきて良かったこと・嬉しかったことなどを伺えればと思います。

 

yojibee

ショップを始めてから、“自分が知らなかったこと”を知る機会が増えたのが嬉しいです。世の中の方に商品が届くようになると、個人でこじんまりやっていた時には気づかなかった意見やフィードバックがいただけるようになります。

そうした繰り返しにより、自分のデザインのバリエーションを広げることができました。

 

marque page

自分の場合は主婦としての期間も長かったため、「人から認めてもらえる機会」があることが嬉しかったです。

インターネット上で情報を発信し、自分がデザインした商品を買ってくださる方がいて、それを気に入って使ってくださることが何よりも嬉しいです。

 

空想街雑貨店

純粋に自分がデザインした商品を使っている方がいるという現実がただただ嬉しいです。そして、こうしたことを仕事にできることが喜びであり、幸せを感じています。

会社勤めのときは、どちらかと言うと「下ろしてもらう業務」をこなすことが多く、自分なりにアレンジを加えたり、デザインをすることが難しい環境でした。

そのため、自分で自由にデザインした商品がお客さんに届き、素敵な言葉を交えて感謝を伝えてもらえること自体が嬉しい限りです。

 

これからネットショップを運営する方へ

<司会>
では最後に、これからネットショップを伸ばしていきたいという方、これからネットショップを始めようとしている方へメッセージをお願いします。

 

yojibee

今の時代はCanvathなどのオリジナルグッズを手軽に作れるサービスもあるので、自分のやりたいことは何でもできる環境だと思っています。

だからこそ、手元で持っているアイデアやデザインなどがあれば、まずはショップに出してみる“一歩”が大事だと思います。

そうした一歩をきっかけに、自身で楽しんでもらう気持ちを失わずに頑張って欲しいと思います。

 

marque page

自分としては、みんなが気づかないような“盲点”を突いていければと思っています。

そのためにも、私自身が「楽しむ気持ち」を失わないことが大事だと思っています。やっぱり自分自身が楽しめていないと、この仕事(グッズ販売)は続けられないかと。

だからこそ、商品に散りばめたちょっとした工夫や仕掛けに気づいてもらえると幸せを感じます

「これ何人が気づいてくれるのだろう」と思いながら商品を作ることもよくあり、こうした部分に反響があったり、メッセージをいただけたりすると本当に嬉しいです。

 

空想街雑貨店

私も同様に、商品を作る際の「想い」に気づいてもらえると嬉しいです。

そして、何よりも地道に取り組んでみることが大事だと思っています。何かしらに気づいたタイミングで商品に手を加え、そうしたことを繰り返すことによって素敵な商品が出来上がるのだと思っています。

ショップオーナーの方には、そうした部分を楽しんでもらえればと思っています。

 

<司会>
参加した皆さんから共通していたのは、「ショップオーナーを楽しむ」という純粋な気持ちであったと思います。

もちろん大変な時期や悩みをみなさん経験しているようでしたが、やはり自身の商品を作る上での「想い」が満たされた時が幸せを感じるタイミングだと感じました。

是非ともCanvathを始めとしたオリジナルグッズ作成サービスで商品を作っていただき、今後ともネットショップを運営していただけますと嬉しいです。

本日はお集まりいただきまして、ありがとうございました。


座談会に参加していただいた Yojibee さんのインタビュー記事もぜひ一緒にご覧ください。

【インタビュー】スマホグッズだけでなく名刺のデザインも!オシャレな仕掛けが絶大な支持を集める「Yojibee Net Shop」のヒミツに迫ります