文鳥ファンにはたまらない。愛らしい家族の文鳥をオリジナルグッズに
今回のユーザーインタビューは、大好きな家族でもある文鳥をオリジナルグッズで販売されている『ことりマニア』さんです。
実際の生き物を可愛くキャラクターとして制作するポイントや、SNSの使い方を伺いました。
Q、まずはじめに、自己紹介をお願いします。
文鳥のイラストを描いて、色々なオリジナルグッズを販売している『ことりマニア』です。
2014年11月からminneでショップサイトを運営し始め、全て自分で描いたイラストをモチーフにスマホケースやアクセサリー、缶バッジなどの小物類を販売しています。
アクセサリーはピアスやイヤリング、ネックレスなど、比較的小ぶりなものが多いです。
雑貨類は缶バッジ、キーホルダーやバッグチャームなども扱っています。
Q,なぜ文鳥のグッズを作り始めたんですか?
子供の頃から文鳥が大好きなんです。
私自身も文鳥を飼っているので、日常生活で使ったり身に着けたりする文鳥のオリジナルグッズを通して、文鳥の可愛らしさをもっと広めたい!と思って制作を始めました。
(実際に飼われている、桜文鳥のキョロちゃん♡)
オリジナルグッズの中でも、需要があるのはスマホケース
Q、一番人気の商品はどれですか?
【シンプルストライプ手帳型スマホケース】です。
20代から40代くらいの女性の購入してくださる方が多いのですが、このデザインだと男女兼用で使えるみたいで一番人気です。
男性でもminneから発注してくれる方がいらっしゃるんですよ!
アイボリーとネイビーの色違いでお揃いでも使えることもポイントです。
Q、なぜ、スマホケースを作ろうと思われたですか?
まず、スマホケースより先にアクセサリーを販売していました。
せっかく絵が描けるのだから印刷物のグッズも作りたいなと思ったのですが、紙製品は既に多くの方がグッズを出されていたので他のものを作ってみようと思っていました。
どんなものが受け入れてもらいやすいんだろうと試行錯誤して、試しに作ってみた物の一つがスマホケースでした。
予想以上の反響があったのですごく驚きました。
Q、スマホケースとアクセサリーの販売ですと、どちらが利益が上がりやすいですか?
アクセサリーは季節の変わり目や新作が出た時は需要があるんですが、常に売れる商品ではないですね。
対象も女性に絞られますし。
それに比べて、スマホケースは機種変時や気分によって着せ替える人もいるので、ある一定数の需要があるように感じます。
あと忙しいと作成に時間が取れなくなるのに対し、Canvathでのオーダーは登録さえできていればあとは印刷してもらうだけなので、気軽に作れるというメリットがあります。
そしてとても簡単です!
Q、スマホケースで一番売り上げた月はいくつぐらいの個数でした?
最高でひと月に約30個ほどですね。
側表面印刷ケースも取り扱ってますが、手帳型スマホケースが人気です。
<【受注・iPhone7/7plus対応開始】マトリョシカ文鳥・手帳型スマホケース>
Appleからも、iPhone7が販売された時は受注が増えました。
スマホケースを販売する際に新商品がリリースされると売り上げが上がるタイミングがあるのもいいですね。
レアなキャラクターだからこそ、求められる!
市販ではまだまだ文鳥など小鳥のグッズが少ないのですが、鳥をよく知らない方が見ても「あ、可愛いな」と思って手に取ってくださるといいな、と思っています。
動物でもキャラクターでも、既に市場に溢れているものはメデイアに取り上げられていたり、お店で実際に手に取って購入される方が多いですよね。
文鳥を始めとして小鳥のグッズはまだまだ市場に少ないので、オリジナルグッズを作れば小鳥を好きな方たちがリピーターになってくれるチャンスが上がるのではないかと思います。
ありがたいことに最近、東急ハンズなどの大型店舗の催事場で動物などをテーマにしたイベントを開催してくださるんです。そういう機会があればできるだけ参加して、文鳥グッズを見てもらう機会を増やしたいですね。
デザインする際は、持ち歩くスマホケースであることを意識して、華美にしすぎたりコミカルにしすぎたりということが無いように気をつけます。
文鳥グッズをお求めになる方はけっこう年齢層が幅広いので、受け入れやすい絵や色使いにすることも気遣う点です。
細かいところまで感謝の気持ちを表現する
Q、リピーターになりやすいキャラクターを製品にしていますが、他にもお客様に覚えていただく工夫はしていますか。
一人で全て回しているのであまり特別なことはできていないんですが、通販で買ったお客様には届いて封を開けた時のがっかりが無いよう、破損しないような梱包にしています。
あとは小鳥好きなお客様が多いので、梱包に使うシールやマスキングテープなどは鳥モチーフの可愛いものを選んでます。
ついつい文房具店で見かけると買ってしまいます。
文鳥を好きな方が購入してくださるので、私と同じように可愛い!と和んでくれたらいいなと思って。
売れる物を作るのに最適なコミュニティ
Q、SNSは使っていますか? そして最も効果的だなと思うものを教えてください!
Twitterを使っています。
理由は、すぐにフィードバックがもらえることでしょうか。
新しい絵が描けたり季節的なネタを投稿すると、すぐに色々な人がリツイートやお気に入りを入れてくれるなど、反応を見ることができます。
そこから「この絵、グッズにしてみようかな?」とアイディアになったり。
「こんなの作ろうと思うけどどうですか?」と言った感じで開発中の画像をアップしたりするとフィードバックを頂けるので、その反応を参考にすることもあります。
実はそうして出来上がったスマホケースが「シンプルストライプ手帳型スマホケース」でした。
これは「文鳥を好きな男性が持ってもおかしくないケース」を作ることが目標だったので、minneの通販で時折男性からのご注文があると「やったー!」と思ってしまいます。
彼女さんへのプレゼントかもしれないですけど(笑)
ぜひ、Twitterも見てみてくださいね。
イベント参加で、新規ファンをゲットできるかも!
Q、イベントには出展されていますか?
はい、デザインフェスタにはいつも文鳥好きな仲間と一緒に「花咲文鳥」と言うユニットサークルで活動しています。
他には前述の催事場系のイベントにグッズを置いて頂いたり、個人の方が主催されているイベントにも参加しています。
Q、出展することのメリットはどのようなところでしょうか?
デザフェスや催事場でのイベントは、とにかく様々なお客さんに見て頂ける事でしょうか。
「あ、文鳥グッズだー!」と嬉しそうな、驚いたような声をかけてくださる方を良く見かけます。
個人主催のイベントで私が参加するのは、作家さんが個人個人のブースを持ち自分の作ったオリジナルグッズを並べる、という形式のもの。
ギャラリーなどで開催される事が多いのですが、360度見渡す限り鳥のグッズしか目に入らないという光景はなかなかに壮観です。
お客さんも本当に鳥が好きで、真剣に選んでくださるのが嬉しいです。
11月のデザインフェスタにお友達と一緒に参加しますので、足を伸ばして頂けたら嬉しいです!
今後ももっと様々な人たちに広く文鳥さんの魅力を知ってもらうために、いろいろなイベントに出たいなと思っています。
これからもモリモリ可愛いものを作っていきたいです。
Q、これから作品をネットショップで販売する方へ向けてのアドバイス・メッセージをお願い致します。
好きなものに対する情熱を忘れないこと。
こういう絵を描いたら受け入れられるかなとか、こういうものを作ったら売れるかな、と試行錯誤するのももちろん大事なんですが、「好き」は創りだすものに一番強く顕れると思います。
好きなものを貫き続けてください。
私も、今後も文鳥さんのモチーフをメインに、日常使いしやすくちょっと面白いグッズを作っていきたいなと思っています。
あとは文鳥以外の小鳥モチーフでスマホケースなどのグッズを作ってみたいです。
野鳥も好きで、スズメとかシジュウカラとか、身近な小鳥のケースがあってもいいなぁと思っています。
・minne:ことりマニア
・Twitter:minakaming
・BLOG:ことりマニア
ことりマニアさん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
今後も『Canvath(キャンバス)』を利用するネットショップオーナーの皆様にインタビューしてまいりますのでお楽しみに!