作家活動で作成した絵画を活用!オリジナルスマホケースなどネットショップで販売する『大谷 太郎』氏
第四回目のユーザーインタビューは、作家活動で作成した絵画をオリジナルグッズに展開している画家の『大谷 太郎』さんです。
『Canvath(キャンバス)』でオリジナルグッズを作成し販売するようになってから、「絵画だけを発表していた時より、考える幅(アウトプット)が広がった」と語る『大谷 太郎』さん。
『Canvath(キャンバス)』を知ったきっかけやオリジナルグッズを販売するポイントなど、ネットショップオーナーならではの話をたくさんお伺いしました!
制作のきっかけ「絵画をそのまま、オリジナルグッズにできないだろうか」
Q.自己紹介をお願い致します。
A.横浜市出身で、2004年にドイツ国立カールスルーエ造形芸術アカデミー/絵画・グラフィック科卒業しました。
2006年から2013年までベルリンで制作活動を行い、現在は帰国して絵を描いて暮らしています。
Q.オリジナルグッズを作ろうとしたきっかけはなんですか?
A.油絵と水彩画を描く事が主な仕事内容ですが、ハンドメイドマーケットとも関わるようになる中で、絵画をそのままグッズにできないかと考えたのが、オリジナルグッズ制作のきっかけです。
一個から発注可能に加え、鮮やかなプリントの仕上がりがCanvathの気に入っているところ
Q.Canvathを使う前に他のサービスを使っていましたか?Canvathを知ったきっかけ、出会いを教えてください。
A.プリントグッズを本格的に商品化したのはCanvath(キャンバス)と出会ってからです。
在庫を抱えずにスマホケースやプリントグッズを作る事ができるサイトを探していた時にCanvath(キャンバス)を見つけました。
一個から発注可能というのも魅力ですし、なによりプリントがとても鮮やかに仕上がるので気に入っていますね。
また質問や要望に毎度丁寧に応対して頂けるので信頼できるサービスだなとありがたく思っております。
Q.自分のネットショップを開いたきっかけを教えてください。
A.現代美術やハンドメイドなどの色々な区分けのない場所で自分のマーケットを作って、より自由な環境で絵を描きたいと思ったからネットショップを開きました。
色々なサイトのお世話になっておりますが、グッズの販売は主にCreema(クリーマ)、minne(ミンネ)、iichi(イイチ)です。
オリジナルスマホケース「他の人と、かぶらないので嬉しい!」リピート購入者も
Q.月に、どれくらい発注されていますか?
A.初めてから間もないですが、平均30〜40個ぐらいです。
リピーターとして購入下さっているお客様もいらっしゃいます。
街の絵のスマホケースが今までのところ最も多く購入いただきました。
これからは、季節限定もののオリジナルグッズを作っていきたいと考えております。
オリジナルグッズは、絵描きにとって「新しいキャンバス」
Q.オリジナルグッズを購入されているのは、どんなお客様ですか?
A.プレゼント用に買って頂いていたり男性のお客様にも購入頂いていますが主に女性のお客様が多いです。
スマホケースにオリジナルの絵をプリントする事で他の人とかぶらないので嬉しいというご感想をよく頂きます。
元々、絵に関心をお持ちのお客様もいらっしゃいますが手に持って絵を眺めて頂けるので絵描きにとっても「新しいキャンバス」として今後展開していけると思います。
Q.オリジナルグッズの購入から、絵画の購入に結びついたなどの事例もあれば教えて下さい。
A.絵をすでに持っておられるお客様にケースを購入して頂いた事はありました。
逆にケースのお客様から絵のご注文を頂く事も少しずつ出て来ております。
今後はスマホケースで絵に親しんで頂いてオリジナルの絵に興味を持って頂けるきっかけになっていければと考えています。
「自分で作った作品を、オリジナルグッズとしてどんどん世の中に出して行きたい」
Q.購入者を増やすために、どんな工夫をしていますか?(SNS運営や、営業など)
A.Facebook、twitter、ブログでの宣伝です。
毎回ではありませんが、ケースが売れた際と、新しいケースが出来た時はTwitterでツイートしたり、ブログでお知らせしています。
ドイツにいた時から感じていましたが、美術の世界では、絵描きは余り商売の話をしないで芸術性の話だけでいいという風潮があります。
しかし、僕自身は自由に制作活動をする為にも、自分で作った作品を、自ら商品として、どんどん世の中に出して行きたいと考えているんです。
その意思表示の意味でも、SNSを使い宣伝していますね。
Q.ネットショップ運営で難しいことは具体的にどんなことだと感じていますか?(現在の課題や模索していることがあればご教示ください)
A.僕の場合は、絵を制作している感覚の延長でネットショップ運営をしているので、特に困難は感じてないんです。
こうありたいと言うようなプランも特にないので、運営も成り行きで結果的に広がればいいかなと思っていますよ。
オリジナルグッズを作成する事で、絵画だけを発表していた時より「考える幅」が広がった
Q.Canvathを使い始めてから変化したことがあれば教えてください。(売上や利益・商品の質など)
A.Canvath(キャンバス)に出会ってから、以前よりも印刷物に興味を持つようになりました。
絵画だけを発表していた時より、考える幅が広がりましたね。
描きながら、「スマホケースにしたらどうなるか?クッションに活用できそうか?」などと考えたりしています。
Q.今後、Canvathでどんなアイテムを作ってみたいですか?
A.コストを度外視してCanvath(キャンバス)でもしできるならフルプリントのTシャツやフルプリントの浴衣とか作ってみたいです!
財布も作れたらいい。
作れそうなものは何でも試してみたいです。
Q.ご自身の経営されているショップについて、みなさんにアピールをお願い致します!
A.オリジナル絵画とプリントグッズを販売しています。
また、今年2015年12月26日より1月15日まで、新宿ルミネ2FのCreema店で8種類ほどCanvathで作って頂いたケースを販売いたしますので、ぜひ遊びにいらしてください。
テーマ:年末年始 12/26〜1/15
Creema Store ルミネ新宿店(クリーマストア)
これからも様々なものを作っていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。
・HP Taro Otani 大谷太郎公式サイト
・Creema 大谷太郎
・minne 大谷太郎
・iichi 大谷太郎
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『大谷 太郎』さん、インタビューにお答えいただきありがとうございました!
今回は画家・アーティストの作品を、より多くの方の手に取ってもらえるような「オリジナルグッズに応用する」といった面白い事例を知ることができました。
オリジナルグッズに形を変えることで、絵画作品はより身近に感じられ、多くの人が芸術に興味を持つきっかけにもなりますね。
これからも時代に合わせ、ニーズのあるサービスをご提供できれば幸いです。
今後も『Canvath(キャンバス)』を利用するネットショップオーナーの皆様にインタビューしてまいりますのでお楽しみに!