オリジナルグッズをアレンジして、ハンドメイドマーケットサービスに出品してみよう
最近ではテレビでも特集されるようになった、話題のハンドメイドグッズ業界。
全国のイベント会場、百貨店、商業施設などでも作家さんたちによるハンドメイドグッズの販売イベントが開催されており、足を運んだ人もいるのではないでしょうか?
株式会社ジャストシステムの調査によると、ハンドメイドマーケットサービスで「商品を購入したことがある」人は3人に1人、「作品を出品したことがある」人は5人に1人ともいわれています。
※参考:ハンドメイドマーケットの認知率は2割弱 ー 人気は「minne」「手作市場」(ジャストシステム調査)
また、商品を購入した理由として「ギフトとして相応しいものが売られていたから」「好きな作家の作品が売られていたから」「手作りならではの温かみを感じたから」などの理由も上がっています。
作家さんの人柄や感性が表現された、オリジナリティ溢れるハンドメイドグッズは、市販のお店ではなかなか見つけられませんよね。
芸術の秋に向けて、Canvath(キャンバス)で作ったオリジナルグッズにデコレーションなどで一手間加えてみてハンドメイドグッズを作ってみるのはいかがでしょう?
ハンドメイドグッズが完成したら、ハンドメイドマーケットサービスに出品してみましょう!
前回は「オリジナルグッズを販売してみよう!簡単、無料でネットショップを開設」をご紹介しましたが、今回はハンドメイドマーケットサービスをご紹介します。
ハンドメイドマーケットサービスには、各サービスごとにそれぞれ特徴やトーンがあります。
「サイトやサービスの雰囲気がかわいいから出品してみたい!」という基準で登録いただいてもいいと思いますが、オリジナル作品が売れた場合の手数料や出品数の上限などについてもあらかじめ知っておくと、自分にあったサービスを見つけられると思います。
ぜひ参考にしてください。
14万人を超える(2015年現在)作家やクリエイターが活躍!作家数第1位!minne(ミンネ)
・サイト名 minne(ミンネ)
・運営会社 GMOペパボ株式会社
・出店の条件 18歳以上であること
・出品者の手数料 決済額の10%
・出品数上限 なし
・販売支援機能 全国の百貨店や商業施設などでのイベントやワークショップに参加できる。
2015年5月1日には、作家や企業、ものづくりが好きな人が集い交流できる場として「minneのアトリエ」が東京都世田谷区の「Ikejiri Institute of Design 世田谷ものづくり学校」に設けられました。
「minneのアトリエ」は、お茶を飲みながら作品づくりのアイディアを出し合ったり、ワークショップを開催したり、作品を持ち寄って交流することができます。
展示作品を見たり、ハンドメイドグッズにまつわる本を読んだり、ワークショップに参加するのも楽しそうですね。
オンラインコミュニティ「クリーマラボ」で作家同士のコラボ作品を作ってみる?creema(クリーマ)
・サイト名 creema(クリーマ)
・運営会社 株式会社クリーマ
・出店の条件 クリエイター(出品者)登録を行うにあたり、氏名、連絡先等の登録が必要。
・出品者の手数料 決済額の8%〜12%
・出品数上限 なし
・販売支援機能 HANDMADE IN JAPAN(ハンドメイドインジャパンフェス)等の大型イベント、多くの出店機会がある。
オンラインコミュニティ「Creema LABs(クリーマラボ)」で、作家同士の共同制作機会の場も設けています。
オンライン上にスレッドをハンドメイドグッズについてのコミュニティーを作ったり、他の作家のコミュニティーに自分の意見や感想を書き込んだり、積極的に参加しましょう。
作家同士でオリジナルのコラボレーション作品を作成するのも素敵ですね。
海外に向けてハンドメイドグッズを販売できる!iichi(いいち)
・サイト名 iichi(いいち)
・運営会社 iichi株式会社
・出店の条件 18歳以上であること。また、ご自身で制作している方(もしくははその代理人)であれば、プロ・アマを問わず出品可能。
・出品者の手数料 決済額の20%作 (国内・海外ともに)
・出品数上限 500点まで
・販売支援機能 浅草、鎌倉にリアル店舗があるので連携した出店機会も。浅草、鎌倉にリアル店舗があるので連携した出店機会もあるかもしれませんね。
こちらはiichiギャラリーショップ鎌倉の様子です。
企画展ではワークショップも開催されたそうです。
参考:『出会ったカタチ、イロ展』 鎌倉店だより vol.9より
また、アメリカ、フランスなどの海外(2014年2月6日時点、※46カ国)に向けて販売可能で、海外版サイトiichi – HandMade in Japanもあり、順次対応国を増やしていく予定です。
Ameba (アメーバ)ブログで自分のハンドメイドをアピールするなら!tetote(テトテ)
・サイト名 tetote(テトテ)
・運営会社 OCアイランド株式会社
・出店の条件 会員登録とクリエイター登録が必要。
・出品者の手数料 決済額の12%
・出品数上限 なし
・販売支援機能 登録クリエイター限定で特別価格のブース提供や、阪急うめだや西武池袋本店などで、ハンドメイドバザールなどのイベントを行っている。Ameba (アメーバ)ブログで有名なサイバーエージェントが開設しており、ハンドメイド人気ブログランキングなども行っている。
2015年6月からは資本提携により、minne(ミンネ)を運営するGMOペパボ株式会社のグループ企業になることを発表しています。
ハンドメイドマーケットの国内1番手と3番手が手を組むことになったことにより、「minne(ミンネ)」と「tetote(テトテ)」合同での大規模なハンドメイドイベント開催や、決済・流通サービスの連携など、今後の発展にも期待が持てますね。
以上、自分の作品に合うサービスは見つかりましたか?
多くの方々にあなたのオリジナル作品を見てもらうために、複数のサイトに登録をするのもいいですね。
オリジナルグッズをアレンジして一点もののハンドメイドグッズを作ってみよう!
ハンドメイドマーケットサービスには、世の中に一つだけしかない一点もののハンドメイドが数多く販売されています。
そこで、Canvath(キャンバス)で作ったオリジナルグッズをアレンジして1点もののハンドメイドグッズを作ってみてはいかがでしょう?
実際に素敵なアイテムを作成している作家さんがいらっしゃるので、スマホケースのアレンジ方法としての参考に、ご紹介します。
- 表面にキラキラストーンでデコレーション
※作家名:MoLA zakka designs/出店サイト:minne(ミンネ)
- 手帳型ケースの留め具の部分にワンポイント
※作家名:HappyYingYing/出店サイト:minne(ミンネ)
Canvath(キャンバス)では、スマホケース以外にも、Twitterシャツ、クッション、マグカップなど様々なオリジナルグッズが作れるので、ぜひ一手間加えて1点もののハンドメイドグッズを作ってみてください!
以上、いかがでしたか?
世界に一つだけの一点もののを作る楽しさに加え、自分が作ったハンドメイドグッズを気に入ってくれたお客さんとの素敵な出会いが訪れたら、それは一生の宝物。
人気がでてきたら「オーダーメイドで作ってくれませんか?」なんてリクエストもされちゃうかも?!
次回はスマートフォンだけで簡単にオリジナルグッズを出品できるフリマアプリをご紹介します!お楽しみに。