minne(ミンネ)今後のさらなる飛躍の鍵は?
GMOペパボ株式会社が運営するハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」が、アプリマーケティング研究所のインタビューの中で、気になる情報を公開していたのでご紹介します。
(以下は2015年12月現在の内容です。)
※出典:購入の8〜9割がスマホ経由、月150万円売る作家も登場。ハンドメイドマーケット「minne」アプリ運営で大事な問いは「真の目的はなんですか?」
minne(ミンネ)ユーザーの約9割が女性!20〜30代の女性が多い
現在、ユーザーの9割が女性で、20〜30代の女性が多いと言います。
また、minne(ミンネ)上で取引されている金額は、月間で5.5億円の流通(2015年11月実績)、購入単価でいうと2,000円~5,000円くらいの価格帯が多いといいます。
中でも注目すべきは、購入の8〜9割がスマホ経由ということです。
以前、minne流通額12億円超!ハンドメイドグッズ市場は拡大中!でもお話ししましたが、アプリは、スマートフォン、タブレット端末のホーム画面に置かれているので、PCと違いアクセスが簡易です。
電車などの移動時間や、待ち時間などの隙間時間に商品を閲覧が可能な他、ちょっと部屋のソファーでゴロゴロ、なんてときも片手でアクセスができるので、いつでも簡単にアクセスができるのです。
オリジナルグッズ購入のきっかけは日常の時間にもヒントがありそうですね。
minne(ミンネ)で活躍するトップクラスハンドメイド作家の売り上げは「月150万円」
「一番売っている作家さんだと、どのくらいの売上がありますか?」という質問に対し、minneの担当者は「月150万円くらい売上がある方も。」と答えています。
続けて「中には、まったく無名のところから、三越さんや伊勢丹さんから声がかかって、いまや人気作家という方も何名も出てきています。」と回答し、minne(ミンネ)での出品は、ネットショップにおさまらない拡大した販売経路にまでも及んでいるようです。
今後は「男性購入者」に向けた出品を期待している模様
出典:\minne新人男性スタッフが送る/オススメ作品をご紹介!
「これからよりサービスを伸ばすためには、何が必要だと感じますか?」に対し、GMOペパボ株式会社は「ユーザー側としては、男性にも使ってもらうこと」だと答えています。
\minne新人男性スタッフが送る/オススメ作品をご紹介!でも、男性から見た、minne(ミンネ)で欲しいと思うアイテムを紹介していますが、今後はさらなる男性購入者向けの作品を求めているようです。
また、現状の課題については、配送や写真撮影等の作家活動以外の手間をなくし、「作家さんが『創作活動』に集中できる」環境作りを考えているようです。
販売者の頭を悩ませる価格設定に関しても、「自分の作品に『値付け』するって難しくて。とくに日本人は遠慮してしまいがちだから。そういうところもフォローできたら良い」と答えていました。
今後のminne(ミンネ)の飛躍に期待ですね。